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オンサイトリサーチセンターの第三者利用を了承(6月21日)

厚労省のレセプト情報等の提供に関する有識者会議は6月21日、オンサイトリサーチセンターの第三者利用(一般利用)について協議し、利用に当たっての要件を決めるとともに、10月から厚労省と京都大学のオンサイトリサーチセンターで第三者利用を開始することを決めた。

昨年2月から厚労省のオンサイトで第三者利用の試行を行ってきた。試行の実績を踏まえて利用に当たっての要件を検討。当面の間、◇第三者提供の個票抽出の利用経験を有する者◇SQLの知識を持ち、csvファイルをEXCEL等に加工できる者などの要件を求めることとした。

利用期間は、探索的研究では3か月、それ以外の場合は6か月とし、原則として延長申請は受け付けない。利用申出の審査は、9月の有識者会議から順次行い、10月から第3者利用が始まる見込みだ。

オンサイトリサーチセンターは、厚労省が管理するレセプト情報・特定健診等情報と通信回線で結ばれた端末を利用できる厚労省指定の施設で、厳格な情報セキュリティの確保などが求められている。

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