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四病協が医師のタスクシフティングで提案(9月6日)

四病院団体協議会は9月6日、厚労省の吉田学医政局長に、医師のタスクシフティング・タスクシェアリングに関する提案書を提出した。提案は、①医師等との協働による薬剤師業務の拡大②医師の包括的指示による看護師業務の拡大③臨床工学技士の業務範囲の見直しと拡大④医療現場における救急救命士の業務確立⑤麻酔業務におけるタスクシフティング─の5項目。

基本的には、7月26日の「医師の働き方改革を進めるためのタスクシフティングに関するヒアリング」で発表したものと同内容。

薬剤師業務と看護師業務については、医師の包括的指示の解釈や役割分担の明確化を求めた。基本的には、現行制度でも可能だが、明確化により現場での活用が進むことを期待する業務を想定した。臨床工学技士も同様だが、整理により法改正が必要な可能性がある。救急救命士は病棟内での活用を求めるもので法改正が必要。

麻酔医については、必ずしも麻酔専門医ではなく、麻酔科標榜医の麻酔が進むことを求める。  

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