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医療保険部会が夏に向けて保険制度改革の議論開始(1月31日)

社会保障審議会医療保険部会は1月31日、医療保険制度改革に向けた議論を開始した。

今後、月に1、2回ほど会議を開き、全世代型社会保障検討会議の中間報告で方向が示された「後期高齢者の自己負担割合2割への引上げ」「紹介状なし受診時の定額負担の拡大」「薬剤自己負担の引上げ」などの論点を議論する。今年夏にとりまとめを行う。

後期高齢者の自己負担割合の引上げについて、健保連の佐野雅宏委員は「現役世代の保険料上昇に歯止めがかかるように対象範囲を設定してほしい」と発言。一方、日本医師会の松原謙二委員は「『原則1割』で、収入が多い人のみ2割にするならよい」と述べた。  

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