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新型コロナウイルス対策で厚労省の推進本部が初会合(1月28日)

厚労省は1月28日、加藤勝信大臣を本部長とし全部局長で構成する「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省推進本部会議」の初会合を開催した。

冒頭あいさつで加藤大臣は、「新型コロナウイルスによる感染症について感染が疑われる方に対する入院措置や検査に実効性をもたせ、感染拡大に万全を期すために感染法上の指定感染症に指定する閣議決定を行った」と説明した。

さらに同日18時から厚労省内にコールセンターを設置することを説明した(受付は9~21時、03-3595-2285)。

他方、中国からの入国者を対象に質問票を配布し、武漢市での滞在歴や有症者との接触について把握し該当者に対しては自治体等と連携して電話等で健康状態を追跡する「健康フォローアップセンター」を設置する考えを表明した。

加藤大臣は、「入国後に発症した方を迅速かつ一元的に把握して医療機関の受診につなげることにより水際対策のさらなる強化を図りたい」と述べた。フォローアップセンターは1月29日に設置された。  

発言する加藤勝信厚労大臣

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