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介護クラフトユニオンが2019年度就業意識調査を公表(8月1日)

日本介護クラフトユニオンは8月1日、2019年度就業意識実態調査の速報版を公表した。2018年度の介護報酬改定等について聞いており、介護ロボットの活用では賛成が5割程度となった。

調査は、加入する介護職など組合員6363人を対象として3月25日~4月26日の約1ヵ月間に実施。3863人から回収した(回収率は60.7%)。組合員のうち月給制は2556人、時給制は1307人。

ICTや介護ロボットの活用等について聞いた。タブレット端末等による業務報告等のシステムの導入については、「導入している」のは月給制で28.7%、時給制で23.3%。「導入していない」はそれぞれ59.6%、49.4%。導入後の変化は、「同時に複数名に情報共有できるので、サービスの質の向上に繋がった」が月給制、時給制で最も多く29.7%、29.9%。

介護ロボットの活用の賛否では、「賛成」「どちらかというと賛成」は月給制で51.6%、時給制で45.5%。一方、「反対」「どちらかというと反対」はそれぞれ17.9%、16.1%などと「賛成」が多かった。「賛成」の理由としては、「腰痛や体の負担が減る」が最も多く、月給制で81.5%、時給制で84.2%。次いで「人手不足が補える」が57.2%、52.3%など。

「反対」の理由は「利用者の体調や感情の変化に気づけない」が月給制で69.2%、時給制で73.5%などとなっている。  

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