日本医師会の横倉義武会長は４月４日の会見で、新年度に当たっての所感を発表した。診療報酬の改定について、「入院基本料を実績によって再編・統合し、中長期を展望した改定といえる。介護医療院が新設され、要介護度の高い高齢者を受け入れることになり、利用者は不安を感じている。地域で介護医療院を育てる必要がある」と述べた。

医師の働き方改革では、「勤務医の働き方は特殊で、労働基準法があてはまるのか」と指摘。「日医、四病院団体協議会、若手勤務医による組織を立ち上げて議論していく」と展望した。