厚労省の「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」と「がんゲノム医療中核拠点病院（仮称）等の指定要件に関するサブワーキンググループ」の合同会議は10月4日、がんゲノム医療中核拠点病院の指定要件について概ね了承した。

がんゲノム医療中核拠点病院には、遺伝子パネル検査の実施体制やパネル検査結果の医学的解釈が可能な専門家集団を有していることなど、高度な実施体制が求められる。

厚労省は、指定基準を踏まえて今年度中にがんゲノム医療中核拠点病院を指定する予定。指定される中核拠点病院数について西田俊朗座長は、「10プラスマイナス2」との見通しを示した。