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【令和3年度改正に完全対応】『介護保険の実務』保険料と保険財政を中心とした保険者事務の実務書

社会保険研究所はこのたび書籍『保険料と介護保険財政 介護保険の実務 令和3年度版』 を発行しました。

▲第1章第2節「介護保険の財政構造」より。
法令上の規定を解説するだけでなく、公費負担についての考え方を紹介している。

本書は、介護保険制度においても複雑な、保険料や保険財政を中心に、保険者事務に絞って凝縮された解説書です。また、実務の単なる手順書にとどまらず、折に触れ、制度創設当時からの様々な議論や考え方が紹介されており、奥行きの深い内容となっています。 

第1章 介護保険財政

第1節/介護保険制度
第2節/介護保険の財政構造
第3節/公費負担
第4節/財政安定化基金
第5節/地域支援事業
第6節/保険者、被保険者
第7節/保険給付

介護保険制度の基本的な仕組みから、その財政構造、公費負担に係る調整交付金などを解説。

また、第7節の「保険給付」では、報酬請求に係る消滅時効や第三者行為に関連しての損害賠償請求権の時効について、民法の改正による見直しなどにも触れています。

▲第3節「公費負担」より。調整交付金の考え方や改正点を詳述。

​第2章 第1号被保険者の保険料

第1節/第1号被保険者の保険料の設定
第2節/第1号被保険者の保険料の算定方法
第3節/介護保険事業(支援)計画
第4節/9段階設定
第5節/市町村民税
第6節/保険料設定の弾力化
第7節/公費による低所得者の保険料軽減強化
参考/保険料に関する特別対策

第1号被保険者の保険料の設定、その弾力的な運用や、公費による保険料軽減など、保険料設定に係る基本的な事項を始め、関連する介護保険事業(支援)計画のポイントを掲載したほか、地方税法・所得税法を交えた市町村民税との関係についても収載しています。

▲第5節「市町村民税」より。税制改正に対応した変更点をフォロー。

第3章 保険料の賦課・徴収

第1節/賦課期日、月割賦課
第2節/暫定賦課、遡及賦課
第3節/特別徴収
第4節/普通徴収
第5節/保険料の徴収猶予、減免
第6節/地方税法の準用
第7節/督促、滞納処分
第8節/滞納者に対する保険給付の制限
第9節/時効

保険料の賦課・徴収に関しては、本書の中でも特にページを割いて解説。 賦課・徴収に関し必要となる通知の詳細なども含め、実務処理について掲載しています。 また、保険料滞納者に対する給付の制限や、民法改正による時効の概念の見直しとその実務上の影響についても収載しています。

▲第9節「時効」より。民法の改正について解説。

第4章 医療保険者の介護給付費・地域支援事業支援納付金と第2号被保険者の保険料

第1節/介護給付費・地域支援事業支援納付金
第2節/健康保険に加入する第2号被保険者の保険料
第3節/国民健康保険に加入する第2号被保険者の保険料

第2号被保険者の保険料、すなわち医療保険者からの介護納付金について説明。

▲第1節「介護給付費・地域支援事業支援納付金」より。
納付金の性格についての考え方も懇々と説明。
市区町村をはじめとした介護保険担当者の方に役立つこと請け合いの書籍です。
ぜひご活用ください。

『保険料と介護保険財政 介護保険の実務 令和3年度版』
版:令和3年度版
規格:A5・304頁
発行:令和3年10月
ISBN:ISBN978-4-7894-7021-6 C2032 ¥2400E
商品No.:700046
定価:2,640円(本体2,400円+税10%) ご購入はこちら


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