見出し画像

令和5年における労働災害発生状況(4月速報値)を公表

 厚生労働省(照会先:労働基準局安全衛生部安全課)は4月20日、令和5年の労働災害発生状況(4月速報値)を公表した。
 死亡災害の発生状況は全体で死亡者数152人(前年同期比13.6%減)。業種別発生状況では製造業27人(同35.7%減)、建設業49人(同7.5%減)、林業8人(同増減なし)、陸上貨物運送事業27人(同35.0%増)、第三次産業30人(同33.3%減)となった。事故の型別発生状況では墜落・転落41人(同26.8%減)、はさまれ・巻き込まれ31人(同19.2%増)、交通事故(道路)24人(同9.1%増)、以下、「激突され」、「飛来・落下」、「崩壊・倒壊」の順。
 労災保険の給付の対象となる休業4日以上の死傷者数は全体で3万3,020人(同2.2%増)。業種別発生状況では製造業4,800人(同6.7%減)、建設業2,407人(同20.7%減)、陸上貨物運送事業2,842人(同5.8%減)、第三次産業2万1,478人(同10.3%増)となった。事故の型別発生状況ではその他(主として感染症による労働災害)1万1,472人(同7.0%増)、転倒6,976人(同2.6%減)、墜落・転落3,381人(同4.1%減)。以下、「動作の反動・無理な動作」、「はさまれ・巻き込まれ」、「切れ・こすれ」の順。
 同集計は令和5年1月1日から3月31日までに発生し4月7日までに報告のもの。

参考:厚生労働省ホームページ
令和5年における労働災害発生状況について(4月速報値) 


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。